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英語サイトで海外販売へ
P板.com産経新聞 : 英語サイトで海外販売へ
プリント基板のインターネット通販サイト「P板.com(ピーバンドットコム)」を展開しているインフロー(東京都新宿区)は、今夏にも英語版サイトを立ち上げ、プリント基板の海外向け販売に乗り出す方針を明らかにした。国内向けには、新たにセンサーの通信販売を始める。プリント基板ネット通販で先駆的役割を果たした実績をベースに新規事業へ進出し、電機・電子エンジニア向け総合サービスサイトへの脱皮を目指す。
インフローの田坂正樹社長は「納期や商品の流通経路把握の正確さ、問い合わせに対する返答の速さなど、オペレーション・イン・ジャパンの質の高さで勝負したい」と海外向け納品の新規事業に意欲を示す。
同社はファブレス(工場を持たない)経営方式で、国内外の契約工場を活用し、プリント基板の設計・製造・実装それぞれの工程サービスを提供する。
「片面から8層の製造に限定し、ネット通販で営業にかかる人件費などを削減しているため、小ロットの注文で比べた場合、従来の基盤製造会社よりも大幅なコストダウンが実現できる」
同サイトはこれまで、大手メーカーの研究開発部門の研究スタッフや中堅企業の設計・開発部門スタッフ、理系の大学院や高専研究者らの間で利用が広まり、取引先は6700社、ユーザー登録は1万6000人にまで成長した。
最近になり、日系企業から、海外現地法人向けに商品を配送する仕事が多くなったため、今夏までに、新たに納品ルートやシステムを構築する。その後、英語版のサイトを立ち上げ、広く海外からの製造受注を受ける計画だ。当初は、海外進出した日系企業を中心に、市場規模の拡大を図る。
さらに、1万6000人のサイトユーザーの利便性を高めるために、プリント基板以外にも、扱う商品の種類を増やしていく方針だ。手始めに、「フロートセンサー」と呼ばれる液面を計測する特殊なセンサーのネット通販を始める。その後、さまざまなセンサーの取り扱いを始め、段階的にその他の電子部品に商材を拡大していく考えだ。
■プリント基板 パソコン、携帯電話、冷蔵庫などの電気製品に使われる主要部品の一つ。集積回路、抵抗器、コンデンサーなどの電子部品を載せて固定する板。部品間を配線で接続することで電子回路を構成する。



